映画『aftersun／アフターサン』に応援コメントを寄稿いたしました。11歳のソフィと若き父親が過ごしたある夏休みの思い出と現在が行き来する映像譚。ハンディカメラの淡い映像やポラロイドフィルムが浮き上がるまでの時間、鏡に映るリフレクション… 記憶を呼び覚ます装置のようなショットの数々に心が揺さぶられました。
“まるで日焼けのように思い出がヒリヒリと胸の奥を焦がす。もう戻らない過ぎ去った父娘の愛おしい時間は、ハンディカムの映像のように淡くてぼんやりしている。でも、それがローションのようにソフィの記憶を癒すのかもしれない。はじめから最後のショットまでずっと切なくて胸が苦しかった。”
映画『aftersun／アフターサン』公式サイト
https://happinet-phantom.com/aftersun/